
赤ちゃんが生まれてからの1年は、はじめてのことがいっぱい。
お宮参り、お食い初め、初誕生日…それぞれの行事には、 「無事に生まれてきてくれてありがとう」「これからも元気に育ってね」そんな家族の願いが込められています。
このコラムでは、出産後に迎える代表的な3つの行事を、その意味やタイミング、服装のポイントとあわせてご紹介します。
「何を準備すればいいの?」と迷うママやパパの参考になればうれしいです。
お宮参り
時期:生後1か月前後
お宮参りは、赤ちゃんがはじめて氏神様にご挨拶をする行事。
生まれてきてくれたことへの感謝と、健やかな成長を祈って神社を訪れます。
多くの家庭では、参拝だけでなくご祈祷もお願いするのが一般的です。
服装のマナー
- カジュアルすぎる服装や露出の多い服は控えましょう。
- 両親ともにフォーマルまたはセミフォーマルな装いが◎。
- 赤ちゃんを抱っこするママは、ヒールではなく安定した靴を選ぶと安心です。
- ベビーの服装は、セレモニードレスやベビー袴がおすすめ!

お食い初め
時期:生後100日頃(地域によっては110日・120日の場合も)
お食い初めは、「一生食べ物に困らないように」という願いを込めた行事です。
赤ちゃんの口元に食べ物を運び、“食べるまね”をさせることで健やかな成長を祈ります。
最近では、家族で写真を撮ったり、特別な食器でお祝い膳を囲むスタイルも人気です。
服装のマナー
- ママは上品なワンピースやブラウス+スカートなど、落ち着いた印象で。
- 赤ちゃんが和装なら、ママも着物で合わせると統一感が出ます。
- パパはスーツスタイルが定番。カジュアル過ぎない服装を意識しましょう。

初誕生日(1歳の誕生日)
1歳の誕生日は、赤ちゃんが無事に1年を迎えたことを家族でお祝いする特別な日。
日本では「一升餅」や「選び取り」など、伝統的な儀式を取り入れる家庭も多いです。
服装のポイント
- 決まりはありませんが、ベビードレスや袴風ロンパースなど特別感のある服装がおすすめ。
- ヘッドドレスや小物をプラスすると、より記念日らしい装いに♡
- 記念写真を撮る場合は、家族の服もナチュラルフォーマルでそろえると統一感が出ます。

まとめ
出産後の行事は、どれも赤ちゃんの成長を感じられるかけがえのない節目です。
準備や服装に悩むこともあるけれど、いちばん大切なのは家族みんなが笑顔で過ごすこと。
忙しい毎日の中でも、赤ちゃんの「はじめて」をお祝いできる時間は、
きっとこれからの育児の励みになります。
無理をせず、できる範囲で思い出を残していきましょう。
そして、数年後に写真を見返したとき、「あの頃がんばってたな」と微笑める日がきっと来ます。