赤ちゃんの出産準備は、赤ちゃんグッズだけではなくママ用グッズも必要になりますよね。そのうちの一つが、授乳ブラです。授乳ブラと聞くと産後のアイテムだと思いがちですが、実は妊娠中からしっかり下着選びに気をつけておくのが重要なのをご存知でしたか?
授乳ブラってなんで必要?
授乳ブラには通常のブラとは異なるメリットが4つあります。
①快適な着け心地:授乳ブラは妊娠中や授乳中に変化する胸のサイズに対応できる柔軟な素材やデザインが施されています。幅が広めのアンダーと太めの肩ストラップで、サイズアップし重くなったバストをノンワイヤーで支える設計になっています。ここが普通のカップ付きインナーと大きく違う点で、しっかり下から・横から支えないとバストが垂れたりサイドに流れたりする大きな原因となります。バストラインをキープする「クーパー靱帯」が伸び切って損傷すると、クーパー靱帯は再生しないので、卒乳後のバストが垂れてしまう原因となります。
②胸のサポート:授乳中は胸が大きくなり、重さが増すことがあります。授乳ブラはその重さをサポートし、肩や背中への負担を軽減する役割も果たします。
③簡単な授乳:授乳ブラは片手で簡単にカップを開け閉めできるデザインが多く、赤ちゃんが泣き出したときなどすぐに授乳ができる便利な設計です。
④母乳の漏れ防止:授乳ブラにはパッドを入れるポケットがついているものが多く、母乳が漏れるのを防ぐための対策がしやすいです。
授乳ブラは妊娠期から使うのがベスト!
出産後からではなく、妊娠中からすでにバストアップしているという人も多いです。
キツイと思いながら今までのブラを使い続けるのは要注意!
乳腺の発達を邪魔してしまい、出産後の母乳育児に支障が出てしまうこともあります。
【参考】妊娠状況に合わせたバストの変化
妊娠初期(~妊娠4ヵ月(妊娠15週)まで)
- 乳腺が張ってくる、乳腺が発達し始める
- 2/3カップ程度バストのボリュームがアップ
妊娠中期(妊娠5ヵ月~妊娠7ヵ月(妊娠16週~27週))
- 1カップ以上バストのボリュームがアップ
妊娠後期(妊娠8ヵ月~妊娠10ヵ月(妊娠28週~40週))
- 2カップ以上バストのボリュームがアップ
産後〜1ヶ月
- バストがより一層張る
- 母乳を作るためバストがさらにボリュームがアップ
失敗しない授乳ブラの選び方
①バストを支える肩ストラップとアンダーはしっかりしたもの
妊娠してから産後に向けてママのバストは乳腺の発達によって大きくなるため産後も垂れないようにしっかりアンダーと肩ストラップで胸の形をホールドしてくれる授乳ブラがオススメ。授乳ブラを選ぶ時にどうしても締め付けがないものを意識して選びがちですが、形を維持するためにはアンダーがしっかりしたものを選ぶようにしましょう!かといって締め付けが強すぎると不快感を感じたり、母乳の分泌に影響を与えることもあります。快適で適度なサポート力のあるブラを選びましょう。
②ノンワイヤー
授乳ブラ選びの鉄板はやっぱりノンワイヤータイプを選ぶこと。ワイヤーが入っている通常の下着だと敏感な妊娠中のママの肌には痛いと感じることが多いんです。授乳ブラのほとんどはノンワイヤータイプが多いですが、ワイヤーが入っていない分、ヨレるのが早かったりするので価格と口コミはしっかり見ておくことをオススメします。
③片手で簡単に開閉できるブラ
授乳中は赤ちゃんを片手で抱きながら授乳ブラを操作することが多いので、片手で簡単にカップを開閉できるデザインが便利です。カップを前に引き下げるタイプや、ボタンやクリップで開閉できるタイプが人気です。
④肌に優しい素材を選ぶ
妊娠中~授乳中はホルモンバランスの変化の影響により肌が敏感になりやすいため、コットンや竹繊維など、肌に優しい素材の授乳ブラを選ぶことが大切です。また、通気性や吸湿性に優れた素材を選ぶことで、蒸れやかぶれを防ぐことができます。
⑤ライフスタイルに合ったデザイン
日常使い用にはシンプルで着心地の良いデザイン、外出時にはしっかりとホールドできるデザインなど、ライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。ブラレットタイプやワイヤー入りタイプなど、好みや用途に合わせて選ぶのもおすすめです。
⑥お手入れのしやすさ
授乳ブラは頻繁に洗濯することが多いため、お手入れがしやすい素材やデザインを選ぶと便利です。洗濯機で洗えるものや、乾きやすい素材を選ぶと手間がかかりません。
⑦授乳パッドのスペース
母乳が漏れることがあるため、授乳パッドを入れるスペースがある授乳ブラを選ぶと良いでしょう。授乳パッドを固定できるポケット付きのものが便利です。
主な授乳口タイプ
付け心地が楽!カシュクール型
ななめに重なったカシュクールをずらして胸を出すタイプ。おすすめの使用シーンは、夜間授乳の時。締め付けが少なく、リラックスした状態で布団に入ることができます。寝ながら授乳させる添い乳だと、カシュクール型が最も手間なく便利です。また、卒乳後は通常のノンワイヤーブラとして使い続けることができます。
フロントオープン型は入院時に便利
カップについたボタンを外して胸を出すタイプ。赤ちゃんの顔に下着が当たらないので、授乳のしやすさは◎!また、出産後はほとんどの病院で、母乳マッサージを受ける機会があります。中心からシャツのように開けられるフロントオープン型は、このような時も便利です。
デザイン豊富なストラップオープン型
カップとストラップのつなぎ目に付いたホックを外すことでカップを開けるタイプ。見た目は普通のブラに近く、オシャレなデザインが多いです。ホールド力もあるので、オシャレにバストラインをキープしたい人には特におすすめ!
授乳ブラといえばスウィートマミーの新3大授乳ブラ
授乳ブラを買いたくても正直どれがいいか分からないから結局知り合いのママ友に聞いたという方も多いので、ネットショップや先輩ママの声からレビューの高い人気の授乳ブラを3つピックアップしました。
不動の人気No1 カシュクール型
- フルカップで胸をしっかり包み込む
- 授乳をしっかりサポート!前開きOKのカシュクールタイプ
- 柔らかレース素材で見た目も付け心地も◎
しっかり支えるフルカップ
- カチッと引くだけ!ストラップオープン式授乳口
- 包み込むフルカップでグラマーさんも安心!
- 脇肉もすっきり!パワーストレッチ素材で美胸サポート
なめらかシームレス まるで素肌
- 脇・背中も縫い目がないシームレスライン!
- まるで素肌のような軽いフィット感となめらかな肌触り
- カチッと引くだけ!ストラップオープン式授乳口
まとめ
授乳ブラは種類が多くて価格帯も広いので、最初はどれを選んでいいのか分かりませんよね。安さに惹かれて適当に買い揃えると、あとで買いなおしが必要になる場合もあります。サイズの調整ができること、ホールド力と快適さのバランスが取れていること、片手で操作できること、そして素材が肌に優しくお手入れしやすいことを考慮して、どんなシーンで、どういった機能を重視したいのかを考えて授乳ブラを選んでみましょう!